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公募制により新規参入を許可するなど、文化継承に前向きな今回の条例。消え行く灯火ならば、ぜひとも守って欲しい…。

　博多名物の屋台。その屋台に対して市側が'94年以来となる、新たな条例を施行したのが9月1日。前条例で定まった「現営業者一代限り」に対し、現営業者の高齢化に伴う廃業、消失を阻止するのが主目的。しかしながら、付随する営業時間や机の設置に関してなど、ｺﾚまで以上に細かくなった規制には、屋台側は困惑気味だった。今では施行直後の混乱は見られないものの、遅くなった営業時間きっかりに開始できるようにと、ﾊﾞﾗﾊﾞﾗだった設置作業が集中。それにより屋台近辺が混雑するなど、よくない副作用もある様子。