ここ福岡中洲には、多くの中国人、韓国人が観光に訪れているが、彼らの目的のひとつは風俗だった! 増え続ける夜遊び観光客への対応について各店に取材してみた。
近くて遠い国、なんて揶揄されることもある日本と中国、そして韓国。政治的な問題がいろいろと噴出しているものの、両国から日本へ訪れる観光客の数は相変わらず多く、毎年400万人を超えている状況だ。両国から地理的に近いここ福岡にも多くの観光客が訪れている。観光目的は様々だろうが、
男性の観光客においては日本の風俗が目的のひとつになっていることは間違いないだろう。というのも九州最大の歓楽街である中洲の風俗店には、多くの中国人、韓国人の来店があるからだ。
「うちにもよく来ますよ」とは、中洲の某ソープランドの店長。中洲ソープランドの平均相場である60分2万円強の料金で営業しているお店だ。同店には毎 月5名前後、どんたくや山笠などのお祭りシーズンにはその数倍もの中国人、韓国人の来店があるという。その対応を聞いてみると、「基本的にはお断りしています。やはり女の子が不安がりますから。それと、問題が起きたときに言葉が通じなければ対応できませんからね」と、外国人NG の姿勢。多くのお店が同じような対応をしているが、「日本語さえ話せれば案内してるよ」という、中洲の某ソープランドもあった。女の子が了承するのは基本 だが、システムの説明などが日本語で行えるならOKにしているそうだ。
「いまのとこ問題は起きてないですね。だって自分たちが海外の風俗とかに行った場合、無茶できなくないですか? ちょっと怖いじゃないですか(笑)」。 郷に入れば郷に従えの精神が、色街では生きているのだろうか。