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営業停止に追い込まれた風俗店多数!
最大震度7の大きな揺れが2発! 歓楽街も大ダメージを負った熊本地震
熊本の象徴でもある「熊本城」も屋根瓦が崩落したり、外壁が崩壊するなどの被害を受けた。現在も作業が行われているが、復旧まで20年以上はかかる見込み。
 今年最大のニュースは何と言っても4月14日21時26分に発生した地震に端を発する、一連の熊本地震だろう。2度に渡る最大震度7の大型地震とそれに続く震度5、6クラスの余震。最大震度4以上に限っても、139回とかなり多くの余震が発生した。この地震の影響で熊本の風俗エリアである中央街も大ダメージ。建物が崩れたり、設備が壊れて水やお湯が出なくなるなどの被害に遭い、ほとんどのお店が営業出来ない状況に陥った。派遣型のデリヘルでも、地震発生直後に電話が不通になり、ドライバーや女の子と連絡が取れなくなるなどの事態に直面。安否の確認に手こずり、肝を冷やしたという。

 また、大きな問題になったのが風俗店で働いている女の子たちの心のケア。地震発生時は風俗店が営業している時間帯だったため、接客中だった女の子はかなりの数に上る。実際に話を聞けた中には、ホテルの最上階で接客しているときに被災した女の子もいて、グラングランという大きな揺れが長く続き、かなりの恐怖に襲われたという。トラウマになってしまったケースもあり、お店を辞めてしまったり、復帰しても突然パニック状態になってしまうこともあったようだ。某ソープランド店では、営業再開後しばらくはひとりで居たくないと、待機中の女の子同士がひとつの部屋で固まっていたという。

 あれから8ヵ月が経ち、近頃は熊本地震関連のニュースが話題に上ることも少なくなってきた。だが、現地に入ると街のいたるところに地震の爪痕は残っている。最近になってようやく工事の順番が回ってきたというソープランドもあり、復興にはまだまだ時間がかかることは間違いないところ。

 しかし、風俗店やキャバクラなどの飲み屋系のお店では「お客さんがどんどん増えてきた」と、復興バブルを感じているという話もチラホラ。働く女の子たちの間でも今は熊本が稼げると広まり、風俗店やキャバクラ店への面接希望が後を絶たないという。復興へ向けて着実に歩を進めている、熊本。歓楽街ともども大いに盛り上がっていってもらいたいところだ。
[月刊マンゾク九州2月号掲載]
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