中洲の無料案内所「マンゾクステーション」が11月29日、めでたく15周年を迎える。これまで安心安全な風俗遊びをスローガンに営業してきた同案内所の歴史を振り返ってみよう
歓楽街のいたるところにある無料案内所。その業務内容は、風俗店やキャバクラなどのお店を紹介すること。?無料?とついているように、利用料金はかからず主に
掲示されているパネルなどを見ながら案内所スタッフに相談するなどして、遊びにいくお店を選ぶシステムになっている。
夜遊びする際の強い味方になってくれるこの無料案内所は、 年11月現在、飲み屋街である中洲大通りエリアに33軒。風俗街である南新地エリアには、つい先月も新しい案内所がオープンし9軒が営業中。今や中洲の歓楽街とは切っても切れない存在になっている。これは福岡に限った話ではなく、全国どこの歓楽街も似たような状況だろう。
中洲の発展と共にその数を増やしてきた無料案内所だが、その始まりは15年前にさかのぼる。国体道路沿いの南新地入り口に
「マンステ」が誕生したのだ。
中洲無料案内所「マンゾクステーション」、通称「マンステ」は 年の11月29日、盛大なオープニングセレモニーに祝され営業をスタートした。
当時南新地には案内所が無く、記念すべき第1号のオープンとなった。
現在は少なくはなったと思われるが、15年前の中洲風俗街はまだまだぼったくり店が営業しており、多額の料金を請求されるなどの被害にあった客も多かった。そんな状況の中誕生した「マンステ」への期待は大きかったのだろう。オープンから客が殺到し、大人気を博したという。
筆者は当時の状況に立ち会っていないのだが、それらをよく知る人物に話を聞くことができた。