「マンステがオープンしたときは従業員として今とは別のソープランドで働いていたんだけど、毎日お客さんでごった返してたのを覚えてるね〜。パネルもすぐに全部埋まったとかでうちのお店は掲載できなかったんだよ
ね」と、現在は中洲の某ソープランド店の店長をしているY氏。
Y氏が言うように、案内所内にパネルを掲載したいという風俗店からの依頼が殺到したようだが、現在よりも掲載するスペースがかなり小さかったため、その多くが順番待ちの事態になってしまったという。
また、当時デリヘルを経営していたT氏にも話を聞いた。案内所でデリヘル? と思うかもしれないが、実は15年前はデリヘル店のパネルも案内所へ掲載することが出来たのだ(現在は条例により禁止)。
「とにかく反響が凄まじかったよ。やっぱり実際に風俗で遊ぼうとしてる客がパネルを見るから、実客に繋がりやすかったんだろうね。案内所の近くにホテルもあったから便利だったし。あまりに反響が良かったから、お礼にジュースとかよく差し入れで持っていったりしてたよ(笑)」と、当時の状況を回顧してくれた。
このように大歓迎の中始まったマンステだが、風俗店からの要望が多かったパネル掲載スペースの拡張に始まり、タッチパネルの設置、そして現在も大人気を集めている地域最安値を実現した
月間割引や日替わり割引の掲載など、移りゆく歓楽街の変化や条例の改正に合わせて、様々な変化を遂げてきた。
しかしオープン当初から変わらないのは、お客さんが安心安全に楽しく風俗で遊べるようにサポートすること。その信念のもと、現在は違法な客引き行為に警鐘を鳴らすべく活動している「
中洲国体道路ビル・テナント連絡協議会」に参加。ビラ配りなどの活動を通して、歓楽街に訪れる人々へ客引き行為についていかないよう注意を促している。