中洲の某キャバクラで働くTちゃん(24)は、「私も託児所を利用してます。最初は保育園に入れようかと考えてたんだけど、審査も厳しいって言うし、送迎も大変だし。今預けているところは簡単な手続きで受け入れてくれてすごく良かった。同じキャバクラで働いている子もその託児所を使ってて、子供同士も仲良く遊んでくれてるから安心」と託児所の便利さを気に入っている様子。
福岡市では保育士の数が足りてないと冒頭で述べたが、託児所では働くために保育士の資格を必要としないため、働き手は多いという。中洲の某キャバクラ店で働くSちゃんによると、「私が預けている託児所のスタッフさんが、風俗とかキャバクラとかで働いている女性からの依頼が多いみたいでどんどん増やしていきたいって言ってましたよ。
需要をかなり感じているみたい」という。
保育所不足という状況も、歓楽街の近くに利用しやすい託児所が豊富にあることで、安心して働ける環境になっている。シングルマザーにとって、風俗やキャバクラは優しい業界と言えるかもしれない。