続いて派遣型風俗であるデリヘルの被災状況をみていく。普段女の子を送迎するドライバーとトランシーバーで連絡を取り合っているという某デリヘル店では、「トランシーバーが繋がらなくなったんで、電話で連絡をしようとかけてみたんだけどそれも駄目だった。ドライバーや女の子と連絡が取れなくなって、現場の状況を把握するのにかなり手間取ったよ」と14日の震災時に電話対応を行っていたスタッフ。予約をしていたお客にはお店のほうから電話し、繋がらなかったところへはショートメールでキャンセルの連絡を入れて対応。了解したという連絡もあれば、折り返しがなくそのままうやむやになってしまったお客もいたようだ。
また某人妻デリヘル店では、託児所に子どもを預けて出勤していた人妻さんがおり、14日の地震直後、何度も託児所に連絡を取ってみるもまったく繋がらず、泣き喚いてパニック状態になってしまったという。
そして地震発生時に接客中だったという某デリヘル在籍のMちゃんは、「
九品寺のホテル最上階にいたんですけど、とにかくめちゃくちゃ揺れて怖かったです。急いで外に避難してくださいってホテルから連絡があったんだけど、もうちょっと、もうちょっとってお客さんがなかなか避難してくれなくて。何回も呼んでくれている常連さんだったから、こっちも強く言えないし揺れたアトに3分くらいはフェラしたかな。ようやくお客さんが動いてくれて一緒に部屋を出たんだけど、エレベーターに乗るのってすごい不安じゃないですか。お客さんが動いているんだから大丈夫って言うからしょうがなく乗ったんですけど……、今地震が来たらどうしようってすっごい怖かったです」と、恐怖の体験を語っていた。